「湘南よみうり」2007.12.1月号(No.336)
 
 
トップインタビュー/加山雄三氏(俳優)
 ≫お忙しいあなたに直撃! 年末のあなたの一大イベントは?
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  吉澤 陽子氏(東京地方税理士会 藤沢支部長)
  栗原 理英氏(ファーレグループ 代表取締役)

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 NO.161石内都氏フォト

「すべて愛なんだ」
加山雄三氏(俳優)


 古希を迎えたという若大将は、今なお若い!
好奇心旺盛、 何事にも真剣に取り組む真摯な姿勢にファンの熱は高まる。



中川ひろたか氏<プロフィール>

1937(昭和12)年生まれ。父は俳優上原謙、母は女優小桜葉子。慶應義塾大学卒業後、東宝入社。『椿三十郎』『赤ひげ』『若大将シリーズ』など多くの作品に出演。シンガーソングライターの草分け的存在で、ペンネーム弾厚作で作曲した多数のヒット曲があり、歌手としても大活躍。茅ヶ崎で育つ。



 
 
お忙しいあなたに直撃!
年末のあなたの一大イベントは?


 クリスマスの準備に始まり、年賀状書き、大掃除、買い物…。誰しも、12月はあわただしい。 年末年始にお忙しそうな湘南ゆかりの9名の方に、一大イベントをうかがいました!



   
                   Vol.130  西中東
「県下唯一・25年ぶりの女性支部長」
吉澤 陽子氏(東京地方税理士会 藤沢支部長)

 東京地方税理士会藤沢支部第25代支部長を務める吉澤陽子さん(58)。
 50年の歴史を持つ同支部は、藤沢市、茅ケ崎市、寒川町に事務所を持つ税理士団体。約270人の会員から、選考委員会を経て選挙で選ばれた。女性の支部長就任は25年前の鈴木泰子さん(大正15年生・現役税理士)についで2人目。県下で唯一の女性支部長である。
「支部長の職は激務と聞いていたので、選ばれた時、まず『毎日のご飯の支度をどうしよう』と心配しました。司法書士である夫の協力や、事務所のスタッフの力もあってがんばっています」と笑顔がこぼれる。
 税理士という仕事を選んだのは、高校時代に父親の薦めがあってこそ。「大正生まれの父ですが、女性も仕事を一生続けた方が良いという考えを持っていました。私の特性をよく理解し、税理士の仕事を勧めてくれた気がします。その後も道に行き詰まったり、悩んだ時には、何かと父に相談してきましたね」と振返る。
 25才で税理士の資格を取り、2年後に結婚。税理士会藤沢支部に入会した時は、まさに臨月間近で、赤いマタニティーを着て入会の挨拶をしたという。
 2人の子どもの子育てをしながら、今日までの33年のキャリア。子育て中は、仕事のかたわら、地域の活動や、PTAなどにも積極的に参加をしてきた。「仕事をしながらでしたので、PTA活動など大変でしたが、役員などで経験したことが、仕事でも、多いに役立ちました」と吉澤さん。仕事を持つ女性が、ぶつかる壁を、着実に一つひとつ乗り越えてきたからこそ、今があると実感している。
 9年ほど前から、忙しい合間を縫って詩吟を習い始めた。「幼少の頃は、物静かでしゃべりも上手じゃなかったですが、詩吟のおかげで、今は落ち着いて堂々と話すことができるようになりました」。支部長となり、人前で話す機会が増えた吉澤さんに詩吟もとても役立っているという。
 「支部長としていろいろな経験が出来ることはありがたいと思っています。忙しい毎日ですが、こうしてがんばれるのは、税理士という仕事が好きだからでしょうね」と笑顔。税法や会社法など改正が多く、税金に関する法律などが、めまぐるしくかわる社会情勢の中、税理士は、常に勉強をしていないとついていけない。支部長としても勉強会、研修などに一層力を入れていきたいと話す。

   
                   Vol.130  横
「退路を断たれて、初めて道が始まる」
栗原 理英氏(ファーレグループ 代表取締役)

 横須賀を中心に県内8店舗の美容院を展開するファーレグループ。順調に見える道のりだが、苦労は多かったと代表取締役の栗原理英さんは語る。
 栗原さんが学生のころ、実家が賃貸していた美容院を“居抜き”で引き受けることになる。経営することになったのは当時23歳の栗原さん。「学生の時は水泳選手で、顔は日焼けでまっ黒。成績は良かったけど“美容”とは縁遠い娘だった」。店の中で最も若く、知識も技術もない経営者に誰も耳を貸さない。「人を動かすには知識と技術がないと駄目。後ろを向いても3年、前を向いても3年」と奮起し、美容学校に通い、美容師の国家試験を受ける。卒業時は特待生として優秀な成績を修めた。
 教職の家族の中で育った栗原さん。美容院の経営を始めると、美容師のおかれている環境にショックを受ける。当時の美容師は、盆と正月ぐらいしか休日がない状況で育ってきた人ばかり。創業当時から願っていた、社員が働きやすい職場づくりを実現するため、栗原さんはグループの人材強化をはかる。「例えば1人が休むと、5人の会社では20%のロス。でも100人社員がいればロスは1%に抑えられる。社員数が多いほうが福利厚生も良くなるし、人材育成や適所への配置換えもしやすい」。
 店舗改装の融資を受けるために銀行へ行ったことも。「昔は担当者から『融資とか言ってないで嫁に行け。今の若いのは他店が改装したといっては前後も考えずに改装したがる』と説教される始末」。女性経営者が少なかった時代だ。栗原さんは担当者に「私は経営者。労務環境を改善するのは当然のこと」と答える。熱意が実り、半年後にやっと融資してもらえたという思い出もある。
 「経営者はいつも大変なのよ」と笑う栗原さんに、女の細腕で大変ですねと言うと「水泳やってたから腕は太いの(笑)」と明るい。
 4年前に横須賀商工会議所の女性会会長に就任。次世代の女性経営者のための支援を考えている。苦労を乗り越えて進むバイタリティーの源は。「目標が決まれば、障害があっても60%は成功。あとはやり遂げる知恵と信念と努力が大切。退路を断たれて、初めて道が始まる。退路を断たれることを怖がらないのが私の性分かもね」。

     
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