「湘南よみうり」2007.7.1月号(No.331)
 
 
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   河野 顕子 氏 (第37代 藤沢市議会議長)

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 NO.156小栗判官と照手姫

「人生は旅ー 騰々、天眞に任す。」
白石 征 氏(劇作家・演出家)


少年時代
説経節という
原型を知らずに、
サーカスや旅廻り芝居を
追いかけた



白石先生<プロフィール>

1939(昭和14)年生まれ。編集者として寺山修司との交流は18年に及び、寺山作品の出版を数多く手がける。1990年出版社を退社後、演劇活動を始める。『新雪之丞変化―暗殺のオペラ』『小栗判官と照手姫―愛の奇蹟』などを作・演出。「藤沢宿・遊行の盆」の創作踊りを演出・構成。藤沢・遊行舎主宰。藤沢市在住。



 
 
藤沢宿と遊行の盆

藤沢の駅から北東に向かって約十分ばかり歩くと遊行寺(時宗総本山、藤沢山無量光院清浄光寺)に到着する。14世紀、時衆の道場が遊行の寺として開かれた。江戸時代藤沢は東海道が通り、宿場町として発展した。江戸から鎌倉、江の島、大山などへの分岐点、人と文化の交わる場所。今でもあちらこちらに点在する史跡、老舗をそぞろ歩き。今年で二回目となる「藤沢宿・遊行の盆」、歴史や文化に思いを馳せながら盆の踊りを楽しみたい。



   
                   Vol.125
「主婦から藤沢市議会初の女性議長へ」
河野 顕子氏(第37代 藤沢市議会議長)

 今期、5度目の当選を果たし、藤沢市初の女性議長に就任した河野顕子さん(68歳)。
 横須賀生まれの横須賀育ち。実父は(株)さいか屋の創業者である岡本伝之助氏。「父はとても多忙で、どこにも連れていってもらった記憶がないわ」と河野さん。それでも忙しい合間を縫っては、茶の間で8人の子どもたちに、男女分け隔てなく政治や経済の話、景気についての話をしてくれたという。
 将来、議員になる事など微塵も考えたことがなかった河野さん。学生時代は音楽を学び、卒業後は、子どものための音楽教室で講師を務めていた。
 「サラリーマンの奥様として、しっかりと家庭を守るのが夢だったわ」という通り、会社勤めをしていた御主人と結婚し、出産、育児。ごく普通の専業主婦としてのスタート。
 義父は参院議長を務め、議会改革を推進し、当時名議長と謳われた河野謙三氏。気が付けば、いつの間にか御主人は事業を継承。やはり茶の間の話題は政治や経済の話だった。多くの議員や地方の名士などが出入りする家で、陣中見舞いやあいさつ回りをしていた河野さん。知らずのうちに、義父の政治家としての姿勢を学んでいった。
 人生を大きく変えたのは、平成4年に行われた藤沢市議会議員補欠選挙。申し込みギリギリでの要請を受け出馬。準備もままならなかった。しかし、周囲の予想に反し当選してしまう。何が何だかわからぬままの市議会議員のスタートだった。
「市民の立場から見て、おかしいと思うことは遠慮せずに問題にしてきました。知らず知らずに培ってきた政治や経済の知識やノウハウが役に立ちました」と振りかえる。郷土横須賀を愛し、横須賀のために尽力した実父の姿勢。世論の声に常に耳を傾け、国政を改革していった義父の理念を教科書に、今日まで精力的に活動を展開してきた。
 「男だから、女だから、ということはないけれど、これから続く女性議員のために、議長という道を開きたかった」と河野さん。行政に対する効率的な運営、実効性のある政策の実現、市民に判りやすい議会運営を目指している。今回の選挙で熱意ある若い議員が増えた。「これからの藤沢市を担う若い議員たちが、会派を超えて、勉強や調査など活動しやすい環境を作るのも議長の大きな仕事。頑張らなくっちゃ」と豊富を語る。


      
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